本学エクステンションセンター生涯学習課は、2017年4月15日(土)午前9時30
分からガーデニング講座Iを、本学フィールド教育研究センター実習棟実験実習室1にて
開催しました。受講者は37名でした。
2017年度最初の市民公開講座ということで、石井智美エクステンションセンター次長
の開会挨拶により講座は始まり、講師の長谷川豊先生は、「春先の家庭菜園、ガーデンの
作業~野菜、草花の種まきと育苗、畑の土づくりと栽培~」をテーマに、春先に行う庭木
の種類ごとの整枝、剪定の仕方、良い土づくりの重要性を話されました。
1年草や多年草の管理の話をされ、特にこの時期は地温が上がっていないことから、地温
の上昇を待つこと、そのためのマルチングを行うこと、土を団粒構造にすることの重要性
を説明されました。
特に、良い土には団粒構造ができていて、微生物菌が増殖していることから、微生物支援
資材を投入することによって菌を活性化させ、バランスよく増殖させることが、安心安全
で味の深い、健康な作物を育てることにつながると話され、糖度が上昇した実験結果を説
明されました。
講座終了後、受講者は、熱心に取り続けたメモと先生が共同開発した微生物活性資材であ
るNパワーを抱え、大学を後にしました。
なお、7月2日(日)には「花の見方、楽しみ方~花を長く楽しもう~」をテーマにガー
デニング講座IIが、7月16日(日)には「整枝剪定が作物に与える影響、生育と追肥の
関係」をテーマにガーデニング講座IIIが開催されます。また、ガーデニング講座以外にも
酪農学園大学らしい多くの講座をご用意しておりますので、たくさんの方々のご参加をお
待ちしております。